縄文人と私達 〜 注30

公開: 2022年10月2日

更新: 2022年11月12日

注30. スサノオの尊

古事記には、日本の歴史の根幹に関わる二人の神が登場します。一人は、太陽神(女神)のアマテラスオオミカミです。もう一人がアマテラスの弟、スサノオの尊です。大和の天皇家につながる主神アマテラスと出雲の支配者につながるスサノオは、神々が住む高天原で反目し合い、乱暴者のスサノオは、他の神々からの排斥で高天原を追われ、地上に向かわせられ、出雲に降臨しました。

出雲に降臨したスサノオは、8つの頭をもつ大蛇、ヤマタノオロチが毎年、村人を襲い、若い娘を生贄(いけにえ)として殺すことを聞き、その退治に向かったのです。

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